頭が痛い時に、同時に吐き気まで感じてしまうという症状は、風邪の時にもよくある症状ですし、多くの方が経験したことがあるでしょう。頭痛と吐き気が併発する原因は風邪だけではなく、それ以外にもさまざまな原因があります。

原因を明らかにすることで、適切な対処が可能になりますから、その時の状況や症状の現れ方から原因を明らかにして、適切な対処を心がけましょう。ここでは、頭が痛くて吐き気がする時の原因をご紹介していきます。

頭痛と吐き気を感じやすい身近な原因

頭が痛くて吐き気があるという場合、前述した風邪が原因となっていることが多いでしょう。高熱があると頭痛がしますし、特に胃腸風邪の場合は、吐き気を感じやすいです。風邪の他に、よくある原因は二日酔いでしょう。

二日酔いでは、脱水症状などのために頭痛が起きやすいですし、胃が荒れたり、アルコールを消化しきれていないため、吐き気も起こりやすいのです。その為、この2つの症状が併発するということはよくあります。

この2つが頭痛と吐き気を一緒に引き起こしやすい主な原因ですが、これ以外にも、考えられる原因は沢山あり、その中には怖いものもあるのです。

片頭痛

頭痛と言えば「片頭痛」という言葉が浮かんでくる方も多いのではないでしょうか。片頭痛は通常の頭痛とは違い、頭の一部がひどく痛むような頭痛のことです。目の辺りまで痛むという方もいます。

この片頭痛では、吐き気も起こることがよくあります。片頭痛は、頭の動脈が拡張することにより起こるのですが、それが頭の中にある大きな神経を刺激することで、嘔吐中枢までその刺激が伝わってしてしまうことがあるために起こる症状です。

片頭痛は、薬さえ飲めば治まるのですが、嘔吐があると、薬を吐いてしまうことがあるので、危険な病気ではありませんが、厄介な症状ではあります。

熱中症

熱中症も、頭が痛くて吐き気がするという時に考えられる原因です。ですが、熱中症になったことがなければ、頭痛と吐き気の所為で調子がおかしいのだと勘違いしてしまうかもしれません。因みに、頭が痛くなったり、吐き気が悪くなるような症状が出る場合、熱中症の症状は中程度まで進んでいます。

熱中症は重症になると、命にかかわることもある為、この時点までに熱中症であることに気づけることが非常に重要です。頭痛や吐き気の他にも、めまいや筋肉痛、発汗、意識障害などの症状が併発することがあります。

これらの症状も一緒に感じるようなら、その頭痛と吐き気の原因は熱中症かもしれません。夏場にそういった症状がある場合は、熱中症を疑ってみましょう。

月経、妊娠初期

女性の方なら、頭が痛い・吐き気がするといった症状が起こったら、その原因は月経前であることや、妊娠初期症状かもしれません。月経中に、頭痛が起きやすかったり、吐き気がするという症状のある方は一定数いらっしゃるでしょう。その症状が、月経前症状として起こることもあります。

また、妊娠初期〜中期にかけては、つわりと言って、頭痛と吐き気が起きる症状がある方は多いのですが、その症状から、妊娠に気づくということもあります。頭痛と吐き気を感じたものの、特に他に異常がなく、状況的にも他の原因が思い当たらないという場合は、月経前症状、もしくは妊娠の兆候かもしれません。

くも膜下出血

ここからはもっと深刻な病気が原因となっている場合をご紹介しましょう。激しい頭痛と吐き気がある場合、それはくも膜下出血が原因かもしれません。その激しい頭痛とは、片頭痛のようにズキズキと激しく痛む種類の痛みではなく、突然何かで殴られたような痛みです。ひどい場合は、吐き気だけにとどまらず、嘔吐もあるでしょう。

もしも出血が多ければ、意識不明になり、最悪の場合死に至ることもありますから、このような頭痛と吐き気を感じた場合には、すぐに病院に行きましょう。

脳腫瘍

慢性的に頭が痛くて、吐き気もあるという場合、風邪かと思ってしまうかもしれませんが、脳腫瘍が原因となっている可能性もあります。この頭痛も、強い痛みで、日に日に痛みは増していきます。脳腫瘍で吐き気を感じるのは、腫瘍が脳を圧迫していくことが原因となっています。

吐き気の他にも、眼がぼやけたり、意識が朦朧としたりという症状もあります。脳腫瘍には良性・悪性がありますが、どちらにしても手術や特殊な治療が必要になります。手遅れになる前に、このような症状がある場合は早めに病院に行くようにしましょう。

まとめ

ただの頭痛と吐き気だと思っても、命にかかわるような病気が原因になっていることもあります。よくあることだとは片付けずに、自分で原因が思い当たらなかったり、ちょっとでもいつもと違う感じがする場合には、すぐに病院で診察を受けに行きましょう。

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