真夏になるとよく耳にする「熱中症」。一度はなったことがあるという方も少なくないでしょう。熱中症になると、体の機能が正常にはたらかなくなり、いろいろな症状が起こります。

頭が痛いという症状もその1つです。熱中症になると、なぜ頭が痛くなるのでしょうか。また、どう対処をすれば頭痛を改善できるのでしょう。

熱中症とその症状

熱中症とは、体に受ける熱に体が適応できずに起こる症状のことです。起こる症状はさまざまですが、それらをまとめて「熱中症」と呼んでいます。

真夏に耳にすることが増える熱中症ですが、熱中症になる人が出始めるのは、初夏である5月です。5月になると、時々急に暑い日があったりしますが、それが危険なのです。

熱中症の症状の代表的なものは、めまいや顔、手足のほてりです。比較的初期の頃からこういった症状を感じますから、熱中症になりやすいときにこのような症状が現れたら、熱中症を疑ってみましょう。

熱中症は、高温というだけではなく、多湿で、風がないときに起こりやすいので、天気にも気をつけるようにしましょう。熱中症がひどくなると、筋肉痛やけいれん、倦怠感、吐き気、発熱、皮膚の赤みなどがでてきます。

それよりも症状が進むと、意識障害がでたり、まっすぐ歩けなくなったり、水分を飲むことができないなどといった、危険な症状が現れ始めます。

熱中症と頭痛

熱中症の主な症状は、上記で紹介したとおりです。そして、熱中症による頭痛は、めまいやほてりを感じたあたりから現れることがあります。また、筋肉痛などと一緒に生じることもあるでしょう。

ですから、熱中症になりやすい天気のときに、頭が痛いと感じたら、それを熱中症を疑うサインとすることも可能です。熱中症による頭痛は、主に脱水症状、もしくは血管の拡張が原因で起こります。

熱中症になったときは、知らないうちに脱水症状になってしまいます。脱水症状になると、頭が痛くなることがありますが、もしも脱水症状が原因で頭が痛いという場合は、すでに症状が進んでいることもあるので、すぐに対処しなければなりません。

脳の血管の拡張による頭痛は、体温が上がることにより起こります。これは、熱中症が比較的軽度なうちである、めまいやほてりを感じているときにでも起こりやすい症状です。

どちらが原因だったとしても、頭が痛いと感じたら、熱中症に対する対処をする必要があります。軽度の熱中症のうちなら、自分で対処することで回復することが可能です。

熱中症による頭痛の対処法

高温多湿の環境で、頭が痛いと感じた時は熱中症を疑って対処を行なってください。まずは、日陰か若しくは涼しい室内に移動しましょう。できることなら、クーラーが効いている部屋が望ましいでしょう。

そして、スポーツドリンクなどの水分をゆっくり摂りながら、体を休めます。足は高い位置に置いてください。できれば横になれればベストです。

スポーツドリンクなどによる水分補給は、一気飲みはあまりおすすめできません。吐き気がある場合、刺激になるおそれがあるからです。少しずつ頻繁に飲むようにしてください。

保冷剤やアイスノンなどがあれば、タオルなどに包んで、首や脇の下を冷やしましょう。首や脇の下を冷やすと、体温が下がりやすくなります。

頭が痛いのが熱中症によるものだと考えられるときは、頭痛を治すことよりも、熱中症を解消する方に集中するようにしましょう。

熱中症がひどくなってしまうと、命の危険がある場合もあるからです。特に、子供や高齢者の方については、周囲の方も気をつけるようにしてください。

熱中症が軽度であれば、このような対処をすることで、頭痛も自然に引いていくでしょう。もしも、全く症状が変わらないようであれば、迷わず病院に行くようにしてください。

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