頭が痛いときに、立ちくらみがするという症状は、珍しい症状ではありません。通常の風邪などの症状として現れるほど、ポピュラーなものです。

しかし、すぐ治った場合にはそれほど心配ないかもしれませんが、よくあることだからと放置していると、怖い病気である場合もあるので注意が必要です。頭が痛くて立ちくらみがするという時の原因にはどのようなものが考えられるのでしょうか。

自律神経失調症

自律神経失調症とは、自律神経という体のさまざまなはたらきをコントロールする神経のバランスが崩れてしまう症状のことです。この自律神経失調症になると、さまざまな症状が体に現れますが、頭痛はその代表的なものの1つです。

そして、自律神経のバランスが崩れることにより、めまいも起こりやすくなります。自律神経失調症は、命に関わるような怖い病気ではありませんが、完治させるのが難しく、時間がかかるのが難点です。

慢性的に頭痛とめまいがするという場合は、自律神経失調症である可能性があるので、病院で検査を受けてみることをおすすめします。

貧血、起立性低血圧

女性に多いのが、貧血や起立性低血圧です。貧血は血液中のヘモグロビンが正常値以下になっている症状のことです。これはみなさんご存知ですよね。起立性低血圧とは、立ち上がった時に態勢を変えた影響で血圧が下がってしまう症状のことです。

起立性低血圧が起こると、脳が虚血状態になってしまいます。ちなみにこれは自律神経失調症の1症状としても現れるものです。貧血も起立性低血圧も、脳に十分な血液が行かないことから、めまいがしてしまいます。

そして、あまりひどい頭痛ではないことが多いですが、一緒に頭痛も感じるでしょう。貧血は日々の食事を見直すことで治るかもしれません。

起立性低血圧も、めまいが起きたらじっとしていれば、治ります。しかし、あまりに日常生活に困難をきたす場合には、やはり専門医に相談をしてみましょう。

二日酔い、風邪などの体調不良

頭痛とめまいが併発したときに、前日に大量にお酒を飲んでいたり、風邪を引いているということであれば、それが原因であることがほとんどでしょう。

二日酔いでは、頭痛とめまいが併発するということは珍しくありません。できるだけ体を休めるようにして、スポーツドリンクなどで水分補給をしていれば、半日もすれば治っているでしょう。

風邪の場合も風邪が治れば、頭痛もめまいもなくなるでしょう。どちらの場合も、原因となっている症状が治ったときに頭痛もめまいもなくなるのであれば、心配することはありません。

脳の病気

上記までは、病院に行く必要がある場合もあるものの、深刻な心配をする必要のない症状です。しかし、あらゆる脳の病気に罹っている場合、頭痛とめまいが併発するということはとても多いのです。特に、慢性的にその症状があるという方は、貧血かな?と楽観視せずに、必ず医療機関で一度は検査を受けてみましょう。

頭痛とめまいが併発する病気は、脳出血、くも膜下出血、脳梗塞などです。初期症状として、軽い頭痛とめまいが続く場合と、突然ひどい激痛に頭がおそわれ、めまいもする、そして意識障害まで出てしまうような場合と、その症状の現れ方は状況によりそれぞれです。

これらの病気は、症状の度合いや出血の場所、量によっては、死に至る可能性が低いとはい言えない病気です。そして、突如起こることが多いのですが、もし少量の出血などから始まり、初期症状があった場合は、かなり幸運だと言えます。

初期症状のうちに、発見できることができれば回復の可能性もそれだけ上がるので、いつもの頭痛とめまいだ・・・と放置はしないようにしましょう。

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