「血糖値」というのが何のことかはご存じでしょうか。糖尿病の方が身近にいたり、低血糖症になったことがあるという方は、血糖値がどういうものか知っているでしょう。

この血糖値ですが、頭痛とも密接な関係があります。ここでは、頭痛と血糖値がどのように関係しているかを掘り下げていきます。

血糖値とは

まずはじめに、血糖値は何かということをご説明しましょう。血糖値とは、簡単に言うと血液中のブドウ糖の濃度のことをいいます。この血糖値が高いことを、高血糖、低いことを低血糖といいます。ちなみに、糖尿病は高血糖の状態が病的に高い状態のことをいいます。

血糖値と頭痛

基本的には健康な方でも、その時の体調や食べたものによって、一時的に血糖値が正常値よりも高くなったり低くなったりすることもあります。

また、食生活が乱れている方も、血糖値が不安定で正常値を上回ったり下回ったりすることが多いでしょう。そういった低血糖、または高血糖状態のとき、頭が痛くなることがあります。

低血糖とは、糖分が足りていないことですが、この場合だとエネルギー不足で体が震えたり、冷や汗が出たり、全身の血流が悪くなったりします。血流が悪くなると、脳内の血管が収縮してしまうため、頭痛が起こることがあります。

また、高血糖のときには循環血液量が多くなるため、脳内血管への圧力が強くなってしまいます。そのため、頭が痛いという現象が起こることがあるのです。

このように、低血糖にしても、高血糖にしても、どちらも頭痛が起こることがあります。原因がよくわからないのに頭が痛いということがある方は、試しに血糖値を調べてみてもいいかもしれません。

不安定な血糖値による頭痛の改善

前述のとおり、血糖値が低かったり高かったりすると、頭が痛くなることがあります。こういった血糖値の変化による頭痛を解消するには、血糖値を安定させる必要があります。

血糖値を正常に保つためには、食生活を正すことが重要です。1日3食、ほぼ同じ時間に食べて、栄養バランスの良い食事を続けることで、血糖値は安定します。ダイエットなどで食べる量を減らしてしまうと、低血糖に陥りやすいので注意をしましょう。

低血糖に陥りやすい人は、お腹が空いた時に何かを軽く食べるようにすると、改善につながります。ただし、食べ過ぎすると逆に高血糖になってしまうので注意が必要です。炭水化物を過剰に摂取しすぎることにも要注意です。

こちらは高血糖を引き起こしてしまいます。逆に言えば、低血糖の方は炭水化物の摂取量を増やす、高血糖の方は炭水化物の摂取量を減らすことで、血糖値を正常に保つことができるでしょう。普段の自分の食生活を確認し、炭水化物が少なすぎたり、多すぎたりしていないか考えてみましょう。

体質や病気などで、低血糖や高血糖になっている場合もあります。自分で食生活をコントロールしても、症状が治まらない場合は医療機関での治療が必要かもしれません。

そのため、自分の血糖値が安定していないように思う方は、先に医療機関で検査を受けてみることをおすすめします。食生活のセルフコントロール、または医師の指示に従った治療によって、血糖値が正常に保たれれば、低血糖や高血糖が原因の頭痛が起きづらくなるでしょう。

高血糖や低血糖になりやすい食生活

食生活を改善すべきだと言っても、具体的にどういう食生活が血糖値に影響しているか知らなければ、なかなか改善も難しいでしょう。

例えば高血糖の場合は、上記で触れた炭水化物の過剰摂取が影響している可能性が高いのですが、炭水化物の中でも特に、ケーキなどの炭水化物でできた甘いものの摂りすぎには要注意です。

ただでさせ炭水化物で糖質が取れるのにもかかわらず、砂糖の糖分により、血糖値を急激に上げてしまうからです。

低血糖の場合は、食事の量が足りていない、頻度が少ないことが原因となります。栄養素としては、身体のエネルギー源であるたんぱく質、そしてたんぱく質を働かせる元である炭水化物が足りていないかもしれません。

こういったことに気をつけながら、食事をしていれば、血糖値を正常に保つことができるでしょう。不安定な血糖値による頭痛にも悩まされなくなります。

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