偏頭痛は、頭痛の種類の中でもかなり痛みが強い厄介なものです。偏頭痛が始まると、何もできなくなるほどの痛みだったりします。しかも偏頭痛が起こる方は、頭痛持ちで、頻繁に偏頭痛を経験するという方も多いのです。

ここでは、その偏頭痛について原因と対処法などをご紹介していきます。

偏頭痛とは

偏頭痛とは、頭の片側、もしくは両方のこめかみ辺りから目の辺りにかけて痛む頭痛で、ズキンズキンと脈打つような強い痛みを感じます。多くの場合は、頭の片側に現れますが、両側に起こることもあります。

痛みが起こる前に、視界にフラッシュのような光が現れたり、視界が見えにくくなるというような症状がでることがあります。一度痛みが始まると4時間〜2日続くこともあり、その痛みの強さも相まって厄介な種類の頭痛です。

痛みの度合いですが、個人差やその時々により差はあるものの、大抵は動くことも困難で、何もできないほどの痛みであることが多いでしょう。無理に仕事や家事をすることはできますが、かなりの苦痛を感じます。

目の辺りまで痛みがある場合は、目が開けられないこともあります。また、目が充血してしまうような方もいらっしゃいます。動くと痛みが激しくなるため、じっとしている方が楽です。ちょっと姿勢を変えたりする程度でも痛みを感じます。

一旦偏頭痛が起きると、頭が痛いというだけではなく、吐き気がしたり胃痛を感じることもあります。光がまぶしく感じ、音がうるさく感じるというように、外からの刺激に敏感になりがちです。

偏頭痛の原因

偏頭痛が起こるのは、脳内血管の拡張により、脳神経の中で一番大きな「三叉神経」という神経が圧迫、刺激されるためです。これにより、発生した炎症などが脳内の神経を刺激するため痛みが起こるのです。

この血管の拡張は「セロトニン」という脳内物質が関係しています。セロトニンは、「幸せホルモン」とも知られているとおり、心身の安定に関係している脳内物質です。セロトニンが分泌されることは、心身の安定に繋がるため、基本的には良いことだとされているのですが、セロトニンが異常分泌されると、偏頭痛につながることがあります。

脳内のセロトニンが増えると、脳内の血管は収縮をします。ですが、これが分解されると収縮した血管が急激に拡がるという現象が起きるため、この影響により、偏頭痛が起きるのです。

偏頭痛の対処法

偏頭痛が起きたら、とにかく部屋を暗くし、静かなところで休むことがベストです。一度起きると4時間は続くのですが、体を横にしてじっとしていれば、痛みの程度も落ち着いてきます。あまりに偏頭痛が頻繁に起こる、または痛みが激しいという場合は、きちんと病院にかかるようにしてください。

偏頭痛は通常の頭痛とはメカニズムが異なるため、よくある市販の頭痛薬は効果がありません。そのため、症状に合わせた薬が必要になります。休むことが難しい状況下でも、痛みが強いときには車の運転や精密機械の操作などは控えた方が安全です。

偏頭痛が起こる回数が多く、日常的に支障がある方は特に治療を受けるようにしてください。薬を飲んで効けば、また動けるようになりますから、薬が効くまでの時間はやはりアイマスクなどをしてじっとしておくことが望ましいでしょう。

偏頭痛の予防策

偏頭痛には予防薬があるので、病院にかかれば予防薬での予防が可能です。うまく効果が出ない場合もあるのですが、頻繁な偏頭痛に悩まされている方は、試してみる価値はあるでしょう。

その他には、ビタミンB2とマグネシウムが偏頭痛の予防に効果があると言われています。日常の食生活の中で積極的にビタミンB2やマグネシウムを含む食品を取り入れましょう。

ビタミンB2は納豆やうなぎ、牛乳・ヨーグルトなどの乳製品などに多く含まれています。マグネシウムは、大豆やナッツ類、海藻類に多く含まれます。

過労やストレスも、偏頭痛の誘因です。偏頭痛持ちの方には、ストレスを溜めやすい方が多いのも特徴ではないでしょうか。ストレスを溜め込まないようにして、できるだけ規則正しい生活を送ることも偏頭痛の予防になります。

その他には、光や音の刺激に弱い方は、それによって偏頭痛が引き起こされることもあるので、なるべくサングラスをかけて外出をしたり、部屋の電気を暖色系のものに変えたりすると、偏頭痛の頻度が減るかもしれません。

また、混雑を避けることで音の刺激を避けるようにしましょう。

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