自律神経失調症という言葉は、どなたもご存知かと思います。この自律神経失調症では、身体のさまざまな機能に不調が現れ、色々な症状が併発します。

その中でも頭痛は、かなり多くの自律神経失調症の方が感じる症状でしょう。ここでは、自律神経失調症による頭痛について、その特徴と対処法をご紹介していきます。

自律神経失調症とは

なんだか体が重くて、頭が痛いという症状が続いていて、且つなんだか色々な身体の機能がうまく働いていない気がするとき、その症状は自律神経失調症によるものかもしれません。

とはいえ、自律神経失調症に現れる症状は、他のさまざまな病気と同じものが多いですから、一度は病院で検査を受けて、他の病気ではないかということを確認する必要があります。

自律神経には、活動を司どる交感神経という神経と、休息を司どる副交感神経という神経があります。自律神経が正常に動いているときは、この交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替わり、目が覚めてシャキッとしたり、消化活動が行われたり、必要な時に眠くなったりします。

ですが、この自律神経のはたらきが乱れてしまうと、1日中眠いということが起きたり、寝る時間に興奮して寝付けなかったり、便秘になったり、動悸がしたりというようなことが起きます。その他にもさまざまな症状が体に現れますが、それらを総じて自律神経失調症といいます。

自律神経失調症と頭痛

自律神経失調症のとき、多くの方が頭痛持ちになってしまいます。特に元々頭痛を感じやすい方は、その傾向にあるでしょう。

自律神経失調症のときに現れる頭痛には、特定の特徴はありません。それは、自律神経失調症のときには、緊張型頭痛でも、偏頭痛でも、群発頭痛という頭痛でも起こり得るからです。症状が現れる場所も、頭全体だったり、どこか一部だったりとばらつきがありますし、痛み方も人それぞれです。

やはり一番多いのは緊張型頭痛でしょう。自律神経失調症の原因はストレスだと言われていますが、緊張型頭痛は筋肉の疲労が深く関係しています。そして、ストレスを感じているときは、体に力が入りやすいため、自律神経失調症のときには緊張型頭痛が起こりやすいのです。

また、自律神経失調症のときには、頭が重いような感じで頭痛がすることも多い傾向にあります。

自律神経失調症による頭痛の対処法

自律神経失調症で頭痛があり、痛みをとりあえず取り除きたいという時は、頭痛薬を服用することをおすすめします。緊張型頭痛の痛みであれば、頭痛薬で抑えられることがほとんどです。

しかし、あまりに痛みが強かったり、頭痛薬が効かないようであれば自律神経失調症の治療に加えて、頭痛の治療も必要です。自律神経失調症による頭痛は、自律神経を整えることで緩和することができます。頭痛薬での対処は、一時的な対処にしかなりませんから、自律神経を整えて、頭痛を原因から改善することが重要です。

自律神経失調症を改善する

自律神経を整えるには、さまざまなやり方があります。自律神経失調症の原因がストレスであることを考えると、なるべくストレスを溜め込まないということに気をつければ、自律神経のバランスは改善されます。お風呂にゆっくり浸かってぼんやりとするような、心身ともにリラックスできる時間を、必ず1日1度はとるようにしましょう。

また、規則正しい生活も自律神経のバランスを整えるためには必要不可欠です。寝る時間や食事の間隔がバラバラだったりすると、自律神経は乱れやすくなります。ですから、自律神経失調症を改善するためには、いつも以上に規則正しい生活をするよう心がけなければなりません。

ストレスを溜め込まないことも重要です。休息するようなリラックスはもちろん必要なのですが、たまには軽い運動をしてみたり、友達と会って話したりして、うまくストレスとつきあっていきましょう。

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