外出中にトイレが近くにないときや、授業中や職場での会議中などに急にお腹が痛くなってしまった経験がある方は少なくないでしょう。また、習い事の発表会や大事なプレゼンテーションの前などで緊張を感じた時や、誰かに怒られた時、何か悪いことをしてしまったと感じた時にお腹が痛くなったことはありませんか?

とても傷ついたり、日常的に嫌なことがある時にお腹が痛くなることもありますね。このように私たちの腸はとても精神的な影響を受けやすいのです。今回は、ストレスでお腹が痛くなる原因や、緊急事態が起きた際に、お腹の痛みを緩和して、トイレに行けるまでやりすごす為の応急処置的な対処法をご紹介します。

過敏性腸症候群(IBS)かも?

『過敏性腸症候群』というものを聞いたことがあるでしょうか。これは、不安やストレスから自律神経が乱れ、便通異常が起きる病気です。色々な症状がありますが、下痢と便秘を繰り返すのが、代表的な症状でしょうか。

緊張を感じた時に、お腹が痛くなる人はこの病気である疑いが大いにあります。この病気の症状は色々とありますので、緊張時などのストレス下にある際に、腹痛を感じる方は、取り敢えず病院に行って相談してみましょう。

この病気だと特定されたとしても、すぐに治す特効薬はありませんが、腹痛を緩和させる為の薬は処方されるでしょうし、どう日常を過ごせば症状が改善されるか等、専門医にアドバイスを受けることが出来るでしょう。

ストレスを緩和させるのが特効薬

ストレスで腹痛が起こる場合の対処法は勿論、ストレスを減らすことです。前述の『過敏性腸症候群』だと診断されたとしても、それは同じこと。それでは、出来るだけストレスを緩和させる為の方法をいくつかご紹介します。

1.良質な睡眠を取る

睡眠が足りていなかったり、浅かったりすると、全てにおいて不調になってしまいがちです。結果、それが緊張感を生む原因となってしまうので、睡眠はしっかり取りましょう。

寝付きが悪い方は、カフェインの接種を控えたり、寝る2、3時間前は携帯電話やパソコンなどの使用を控えたりしましょう。

2.好きなことを目一杯する時間を作る

ストレス下にある方は、大変お忙しい方も多いと思います。ですが、罪悪感を感じることなく、好きなことをする時間を作るのは、ストレス発散にとても大事なことです。

ごろごろするのが好きなら、月に1度や2度位、一日中ごろごろする日を作ってもよいでしょうし、食べることが好きなら好きな物を食べましょう。

その際には罪悪感を感じず、そうする自分を許してあげるということが大事です。罪悪感を感じるなら、却ってストレスを助長してしまいますから。

3.アロマを炊いたり、ハーブティを飲んだりする

リラックス効果のある香りをかいだり、暖かいハーブティを飲んだりすることは、ストレスの一時的な緩和には即効性があります。

もしもハーブティがない場合は、暖かい飲み物であれば同様の効果が得られますので、ホットミルクやココアなどでもいいでしょう。それもなければ白湯でも構いませんが、カフェインは興奮作用があるのでおすすめできません。
いかがでしょうか。過敏性腸症候群自体はそんなに怖い病気ではありませんが、放っておくとストレスによる自律神経の乱れが他の病気を引き起こす可能性もあります。ストレスで腹痛があると感じたら、まずは病院で相談してみてくださいね。

急にお腹が痛くなった時の対処法3点

外出中や授業中、職場の会議中など急にお腹が痛くなった時のおすすめの対処法は下記の3点です。

1.手を痛いところに当てる

お腹に限らず、どこかが痛む時につい手を痛む部分に置いてしまいませんか?あれは、「手当て」という言葉が表す通り、手を当てることで痛みが落ち着くからなのです。

その理由については、色々な説があるのでここでは省きますが、取り敢えずお腹が痛いときにも、手を当ててみましょう。もしも手が冷えている場合は、ワキやお尻の下などで手を温めてから、手を当ててください。

但し、手を当ててみて不快感がする場合は、手を当てることが逆効果になっているので止めてください。体は正直なものなので、その時に適切でない処置をすると不快感となってあなたに教えてくれます。

もし、手を当てることで落ち着くようであれば、そのままリラックスして過ごしてください。

2.お腹を「の」の字と反対方向にさする

便秘のときに、お腹を「の」の字方向にさすると良いというのをきいたことはないでしょうか。これは、その向きに腸を動かすことで、便が動くのを誘導しているのですが、その逆にさすると腸の動きを緩やかにする効果があります。

お腹が痛い理由が、下痢など便通に関わるものだった場合には、得に有効でしょう。こちらもやってみて不快感が走るようでしたら、止めてくださいね。

3.リラックスする

緊張感が腹痛を誘発している場合もあるので、出来るだけリラックスするように心がけましょう。深呼吸をしてみるのも良いですし、何か他のことに集中するのも気がそれて腹痛に対する緊張感を和らぐでしょう。

もしも腹痛が治まらない場合は、どんな状況にあっても横になってみたり、休ませてもらうのも大事なことです。我慢しなければならないという強迫観念がストレスになり、腹痛を起こすこともあるので、どうしても痛かったら寝かせてもらえばいいや!という気持ちでいることも大事です。
以上、3つ対処法をご紹介しましたが、それでも全く腹痛が治まらない場合は、何か病気も考えられます。急性盲腸なども急に痛みますが、我慢出来ない程の痛みを感じたり痛みがどうしても引かない場合は、病院に行くか、程度によっては救急車を呼ぶことも考えましょう。

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