誰もが一度は経験したことがあるだろう「下痢」。中には慢性的に下痢になり、お困りの方もいらっしゃるでしょう。ここでは、下痢になる原因とその対処法についてまとめてみました。特に重篤な疾患でもないのに、頻繁に下痢になる方は覚えておくといいかもしれません。

下痢とは

便の中の水分量が80%を超えた場合、その非常に緩い便、または液状の便を「下痢」と呼びます。なんらかの消化機能の異常により、腸のぜん動運動が過剰になった時に引き起こされます。腸の中を内容物が急速に通過し、腸が水分を吸収することが出来ない為水分量の多い便として排出されます。

下痢の原因

食あたりや水あたりの他に、暴飲暴食による消化不良、冷え、ウィルスや細菌感染などが下痢の原因として挙げられます。

また、砂糖のかわりに使われている甘味料の取り過ぎなどでも下痢になることがあります。そういう食品には、注意書きがありますので取り過ぎには注意しましょう。その他にもストレスや緊張で下痢になる場合もあります。慢性的に下痢を起こす方に多い原因です。

食あたり、ウィルス感染など物理的要素が原因の場合の対処法

多くの場合は、安静にしておけば2、3日で治癒します。原因が何であれ、お腹を冷やすのはよくありませんので、お腹を暖めるようにして安静にしておきましょう。

冷たい飲み物や、牛乳などの乳糖を含むものも控えておきましょう。下痢は、悪い物を外に出す体の自然な反応ですので、必要がない限りは下痢止めなどは飲まずに、悪い物は出してしまった方がよさそうです。

ただ、症状が長く続いたり、あまりにも水分を多く排出してしまっている場合には、病院での診察を受けたほうが良いでしょう。下痢による脱水症状などを起こす場合もありますので、あまりにもひどい場合は注意が必要です。

ストレスなど精神的な要素が原因の場合の対処法

まず、原因不明の下痢を繰り返している時には、まず病院での受診をおすすめします。特に何らかの疾患・病気が認められなかった場合は、「過敏性腸症候群」だと診断されるかもしれません。

これは自律神経失調症の1つなのですが、症状として「朝学校や仕事に行く前にお腹が痛くなる」「プレゼンや会議などの最中にお腹が痛くなる」「便秘と下痢を繰り返す」などがあります。

過敏性腸症候群の原因に不規則な生活、緊張・不安、ストレスなどがありますが、中でもストレスは最大の原因とされています。ストレスにより下痢を起こしていると感じている方は、まずストレスを軽減し、大腸の働きを整えることが必要です。

お風呂にゆっくりとつかったり、ベッドで読書をしたりと、1日の内でリラックスする時間を作るようにしましょう。心療内科で取り入れられている「自立訓練法」を自分で行うこともストレスの軽減に繋がりますので、興味があればインターネット上で方法を調べてみてください。あまりに酷い場合は心療内科にかかることも視野に入れましょう。

下痢でお腹が痛い時に効果的な食べ物5つ!

下痢になってしまうと、またお腹が痛くなるのが怖くて食欲がわかないということもあるでしょう。しかし、ある程度下痢が回復してきて、起き上がれるようになったり、常にお腹が痛いわけではなければ、栄養を摂るために何か食べたほうがいいでしょう。

そんな下痢の時に食べると良い食べ物をいくつかご紹介します。食欲がなくても食べれそうなものもありますので、おなかを壊してしまった時のために、覚えておくといいでしょう。

下痢でお腹が痛いときに効果的な食べ物

はちみつ

はちみつは、下痢でおなかが痛くて起き上がれないような酷い状態のときでも、口にして大丈夫です。糖分も取れエネルギーにもなります。栄養源としてだけではなく実ははちみつには強い殺菌力があるので、下痢の原因になっている菌をお腹の中で退治してくれます。

赤痢菌や大腸菌ですら殺す程の殺菌力だとか。はちみつは、風邪のときや疲れているときなどにも良いですから、常備しておくといいでしょう。

紅茶

食べ物ではないですが、暖かい紅茶を飲むのも下痢中におすすめです。紅茶は腸の収れん作用高いため、下痢の勢いを弱めます。普段ミルクティを飲まれる方は、おなかを壊している時はストレートティーにしておいた方がいいでしょう。

はちみつを入れて飲めば、はちみつの効果も得られますね。

うどん

うどんは、ある程度下痢が回復してきて、何か食べれそうなときにおすすめの食べ物です。いつもより柔らかく煮た素うどんが一番良いでしょう。下痢を治すというよりは、下痢によって失った体力を戻す為の栄養補給におすすめです。

汁には塩分が多く含まれますので、飲むのは少量にしておきましょう。食べるときには、よく噛んで消化しやすいようにしてください。
もっと回復すれば、卵入りのうどんなどにしても大丈夫です。

りんご

りんごは、まだまだ症状がひどい時にはすりおろして、回復して来た頃だったらそのまま食べても効果があります。りんごに含まれているペクチンが、腸内環境を整えるのに役立つのですが、食べ過ぎは禁物です。

すりおろしたものに、はちみつを入れて食べても相乗効果となっていいでしょう。

ヨーグルト

ヨーグルトは予防策としておすすめします。下痢が治った後などに食べると良いでしょう。ヨーグルトが乳酸菌を沢山含んでいることはよく知られていますが、その乳酸菌が腸内環境を整えてくれるため、下痢だけではなく、便秘も予防する効果があります。

まとめ

その他、消化のいいものなどは下痢の時の体力回復の為に食べても大丈夫ですが、脂っこいものや刺激物は控えておきましょう。はちみつは、具合がとても悪い時でも手軽に食べられるのて、下痢の時にはとてもおすすめの食品です。

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