喉の痛みを症状として認められる病気には、さまざまなものがあります。甲状腺に関する病気も、その中の1つです。甲状腺は喉に近いですから、喉の痛みを感じやすいのでしょう。

その甲状腺関連の病気の中に「バセドウ病」という病気があります。あまり耳慣れないかもしれませんが、ここではそのバセドウ病と喉の痛みについてまとめてみました。

バセドウ病とは

前述のとおり、バセドウ病は甲状腺の病気の1つです。その症状は首周りの腫れ、倦怠感、情緒不安定、食欲過多等がありますが、喉が痛いという症状も認められています。

バセドウ病とは、甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気で、発症するのはほとんどが女性です。男性は全体の1割程度なのですが、他の甲状腺の病気に比べると、男性の比率が高めではあります。20代、30代で発症する方が多く、全体の過半数を占めています。

その原因は自己免疫異常です。免疫とは、外敵を攻撃する為の抗体を作る、健康には必要なシステムなのですが、稀に自分の体を攻撃する抗体を作ってしまうこともあるのです。

バセドウ病の場合は、甲状腺を攻撃してしまう抗体が作られてしまい、甲状腺を刺激することで甲状腺ホルモンを異常に作らせてしまうのです。

何故その抗体ができるかということは、よくわかっていませんが、遺伝的な要素も関係しているようだということまでは判明しています。

バセドウ病による喉の症状

バセドウ病による喉の痛みは、風邪などによる喉の痛みとは違い、バセドウ病によって腫れてしまった甲状腺に喉が圧迫されて起こるようです。喉に何かがつまっているような感じも感じるでしょう。

圧迫されるので息がしづらく夜中に目が覚めてしまったり、寝起きにひどい喉の痛みをかんじたりという事もあります。バセドウ病は完治することは難しいのですが、ホルモン量をコントロールすることで普通の生活ができます。ただし、甲状腺が肥大して喉を圧迫している場合は、喉の痛みは続くおそれがあります。

この喉の痛みは、乾燥などをすると悪化しますが、そもそも通常の喉の痛みとは原因が異なりますから、普通の対処法だけでは改善することは難しいのです。

もちろん、乾燥させないように気をつけたりすることは有効ではありますが、喉の痛みを完全に取り除くには至らない場合もあります。

そういった場合は、専門の医療機関に相談し、適切な処置を受けましょう。バセドウ病は、その性質から、自分だけの力では症状を緩和させることは難しいですから、信頼のおけるかかりつけ医を見つけておくことも重要です。

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