胸が痛いという症状に悩んだことはあるでしょうか。胸というのは、心臓や肺が近いだけあって、痛みを感じるとちょっと心配になってしまいますよね。
ここでは、胸が痛い時の原因を紹介していきます。

心臓に関する病気

胸が痛いときにふと思い浮かぶのは、心臓の病気ではないでしょうか。心臓に関する病気が原因で胸が痛くなるということは、もちろんあります。不整脈といって、脈がおかしくなるものがそれに当たりますが、その中でも胸の痛みといえば、狭心症が代表的なものです。

胸の中央から左側が数分痛むというような痛み方をした場合、狭心症の可能性があるでしょう。狭心症の場合は、痛みの他に、胸を締め付けられるような圧迫感を感じることも多いようです。

肺に関する病気

胸が痛いときに思いつくものは、心臓の他に肺の不調があげられるでしょう。
特に気胸という病気は、胸が痛くなる症状で知られています。気胸とは、肺に穴が開いてしまう病気のことです。

肺血栓塞栓症という血栓ができて肺の血管をふさぐような病気でも、胸が痛くなります。この病気には、エコノミー症候群でなることもあります。

その他、肺炎のときや、タバコの吸いすぎの影響で、肺に違和感を生じ、それを胸の痛みとしてかんじることもあるでしょう。咳をしすぎたときも、胸が痛くなることがあります。

心因性のもの

精神的なストレスが原因で、胸の痛みを感じるということもあるでしょう。検査で何も異常が出ないにも関わらず、胸が痛いという場合は「心臓神経症」と診断されることがあります。

心臓の異常が心配なほど胸が痛くなくても、ストレス時や辛い気分になったときに、胸に違和感を覚えたり、痛みを感じたりすることもありますよね。これを経験したことがある人は、意外と多いのではないでしょうか。

実は、胸が痛いと感じるときは、多くの場合はこの心因性のものだったりします。しかし、ストレスが行き過ぎると、狭心症などの他の病気を発症してしまうこともありますから、楽観視はできません。

骨や神経に関する病気

直接胸部に関係ない部分でいうと、骨や神経に関する病気でも、胸痛を感じることがあります。その代表格が肋骨の骨折です。肋骨の骨折は、意外と気づかないうちにしていることもあり、強い痛みを感じることがあります。

どこかに打ちつけたりする以外に、激しい咳を繰り返していたり、強い負荷がかかった場合に、ひびが入ったり、折れたりすることがあるので、そういった心当たりがあるときは肋骨骨折の可能性が強いといえます。

そのほかには、帯状疱疹で強い胸痛を覚えることもあるようです。帯状疱疹は皮膚に帯状に水ぶくれができる病気ですが、神経に沿って現れるため、胸の近くに帯状疱疹ができたときには、ひどい胸痛として痛みが現れてしまうのです。また、悪性腫瘍なども、胸の近くにできていると胸痛を感じることがあります。

消化器系の病気

胃炎や胃潰瘍による痛みは、胸痛として感じる人も多いようです。胸が痛いかと思ったら、胃が悪かったというのは、よくあるケースです。また、逆流性食道炎でも、胸の中央あたりに痛みが生じることがあります。

その他、胃周辺にある臓器に何らかの異常がある場合にも、胸痛として症状がでることがあります。例えば、膵臓や胆嚢などに関する病気です。

まとめ

このように、胸が痛むときの原因には、さまざまなものが考えられます。胸が少し痛むという程度で、それが一時的なものなら、一時的な心因性のものである可能性が高く、あまり過度に心配しすぎることはありません。

しかし胸の痛みの原因には、重大な疾患も含まれています。ですから、胸の痛みがなかなかおさまらないときや、痛みがひどいという時には、必ず医療機関での診断を受けるようにしてください。

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