運動をしたときに、胸のあたりに違和感や痛みを感じたことがあるという人はいるでしょうか。運動をしたあとだと、心臓が悪いんじゃないかと心配になることもあるでしょう。

ここでは、運動をすると胸が痛くなるときの原因や対処法などをご紹介していきます。

運動をすると胸が痛い原因とは

運動をしたときに、少し苦しくなったり、息切れがするのは誰にでもあることです。一瞬胸が痛いような気がすることもあるでしょう。ですが、胸に痛みを感じたり、違和感があるときには、何らかの疾患が原因の可能性もあります。具体的には下記のような原因が考えられます。

1.労作性狭心症

運動をしたときに感じる胸痛の原因の代表格は、狭心症です。狭心症には、さまざまな種類があるのですが、運動をしたときということなら「労作性狭心症」という狭心症が原因になっているかもしれません。

労作性狭心症では、胸の痛みや締め付け感を感じ、10分〜15分くらいで痛みの症状が治ります。その後は、倦怠感などは残るかもしれませんが、胸の痛みはどこかにいってしまいます。

運動などの身体的な労作の他に、ストレスなども労作性狭心症の発作の誘因になります。

2.その他の心臓疾患

狭心症以外の心臓疾患の場合でも、運動をしたときに胸の痛みや違和感を感じることもあります。不整脈のある人では、狭心症というわけではなくても、運動をすると胸のあたりに痛みや違和感を感じて、それ以上運動を続けられない状態になるかもしれません。

3.肋骨の疲労骨折

日常的に運動をするという人は、肋骨に負担がかかるような運動をしている場合、それが原因で肋骨を疲労骨折している可能性が考えられます。肋骨の骨折は、意外と気づかない人もいますが、運動などで体を動かしたときに、胸痛を感じて骨折に気づくこともあります。

4.筋肉痛

筋肉通なら過度に心配する必要はありませんが、胸筋周辺の使いすぎで筋肉痛が生じているときに、運動をすると、胸のあたりに痛みや違和感を感じることがあるでしょう。

運動で胸が痛い時の対処法

運動をしたときに胸の痛みを感じた場合は、どんな場合でもそれ以上の運動は控えるようにしましょう。痛みが治るまでは、体を横にするなど、安静にしておいたほうがいいでしょう。

その痛みが明らかに筋肉痛であると断定できる場合のみ、運動を続けても問題ありません。

しかし、狭心症や他の心臓疾患だった場合、そのまま運動を続けていると、最悪の場合もっと怖い不整脈を発症してしまい、死に至ることもあります。ですから、痛みを感じたらすぐに安静にするようにしてください。疲労骨折の場合でも、すぐに運動を中止するべきです。

運動で胸の痛みを感じ、どうも筋肉痛ではないようだという場合は、必ず医療機関で診てもらうようにしてください。心臓系の病気だった場合は、運動制限があることがあります。

その場合は、医師の指示に従ってください。心臓疾患の場合は、一生治療を続けていかなければいけない場合も多いでしょう。服薬の必要があることもあります。狭心症の場合は、発作が起こったときにニトログリセリンという薬を服用します。

疲労骨折も何らかの治療が必要になります。また、しばらくは安静にしていなければなりません。しかし、治療が終われば通常通りの生活に戻ることができます。治療後も過度な負荷が肋骨にかからないように注意しましょう。

まとめ

運動をしたときに胸の痛みを感じるというときの原因は、命に関わるような病気であることもあります。特に、立っていられないようなつらさがあるときや、冷や汗がでるようなときは、なんらかの重い症状であることが考えられるため、くれぐれも無理をしないようにしてください。

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