デスクワークのしすぎで胸が痛くなることがあるというのを、知っている人はどのくらいいるでしょうか。なぜ、ただデスクワークをしているだけで、胸が痛くなるのか不思議には思いませんか。

ここでは、デスクワークと胸の痛みの関係をみていきましょう。

なぜデスクワークで胸が痛くなるのか

デスクワークで胸が痛くなるのは、自律神経のバランスが崩れることが関係しています。この症状は、「デスクワーク症候群」や「パソコン病」という名前で知られているのですが、デスクワークやパソコン作業によって、長時間にわたり、目を酷使することによって、眼精疲労、肩こり、頭痛などの身体的な症状が現れるものです。

症状からすると、そんなに怖いもののように感じないかもしれませんが、これが続くと、目や身体の筋肉のほかに、神経や精神にまで影響を及ぼすことがあり、手の痺れやうつなどの症状を引き起こすこともあります。

自律神経のバランスが崩れるというのも、デスクワーク症候群の症状のひとつで、特に夜遅くまでデスクワークをする人によく見られます。本来なら副交感神経が働くべき時間に、交感神経が活発になり、動機や胸の痛みという症状が出てきます。

デスクワークで胸の痛みを感じたときの対処法

デスクワーク中に胸の痛みを感じ、具合が悪いと感じるようなら、一旦デスクワークをする手は止めて、休憩をしてください。辛いようなら、その日は早退させてもらうなどという措置をとりましょう。

そういったことが、1回だけというなら問題ないかもしれません。しかし、複数回経験するなら、別の病気であることも考えられます。そういうときには、必ず医療機関を受診するようにしましょう。心臓病の中には、仕事のしすぎなどからくるストレスによって、発作が起こるものがあります。そういった病気ではないということを、まずはきちんと調べておきましょう。

医療機関を受診し、デスクワーク症候群・パソコン病だと考えられる場合は、仕事をするときにしっかりと休憩を取ることを心がけましょう。目安としては、1時間につき10分くらいはパソコンやデスクから離れることです。

その間、体をほぐすようにストレッチをしてみたり、目を休ませる時間に使いましょう。職場で、目を閉じたりしづらいというときには、トイレに行って2、3分でもじっと目を閉じていられるだけでもまったく違います。

また、ブルーライトをカットするメガネをかけると、症状が軽くなる人もいます。デスクワークによる胸の痛みはすぐにはおさまらないかもしれません。しかし、そういったことを続けていれば、自律神経のバランスも徐々に整ってきて、胸の痛みを感じることも減って来るでしょう。

胸の痛みは体からの警告

デスクワーク症候群(パソコン病)は、現代社会では珍しい症状ではありません。しかし、それで胸の痛みを感じるほどというのは、よくあるケースとは言えず、デスクワーク症候群の中でも重症だと言えるでしょう。

ですから、胸の痛みというのは体から、「働きすぎ」「体を酷使しすぎ」「無理をしすぎ」だというシグナルです。胸の痛みを感じるというときには、仕事でパソコンを使いすぎていないかということのほかに、睡眠不足になっていないか、しっかり休養はとれているか、食生活が乱れていないかというところまで気をつけてみましょう。

体からの警告を無視していると、過労がたたって、本当に病気になってしまったり、最悪の場合突然死してしまうこともあるということを覚えておいてください。

まとめ

デスクワークのしすぎで胸が痛くなることがあるという事実は、初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。胸の痛みは、こういった意外な要素が関係していることも多いのです。しかしそのほとんどは、生活習慣などの乱れや休息不足によるもの。普段から、体に優しい生活をしたいものです。

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