睡眠不足のとき、胸が痛いと感じたことはある人もいるのではないでしょうか。睡眠が足りないというだけで、胸痛が起こるということはなかなか結びつかないかもしれませんが、どうやらこの2つには関係がありそうです。

ここでは、胸の痛みと睡眠不足について考えてみましょう。

睡眠不足による胸の痛み

睡眠不足というのは、1日だけならまだしも、続いてしまうとさまざまな身体・精神症状が出てきてしまいます。実は、睡眠不足は胸の痛みの原因になっていることがあるのです。

睡眠不足の状態が、1、2日位で胸が痛いという場合は、睡眠不足による動悸の症状や、疲労などが関係しているかもしれません。睡眠不足だと、体が疲れすぎて息苦しさを感じ、そのために胸が痛いと感じることもあるでしょう。人によっては、期外収縮で胸が痛いと感じている可能性もあります。

期外収縮とは、不整脈の一種ですが、心配のないケースがほとんどです。特に疲れているときは起こりやすいので、睡眠不足の状態だと通常よりも起こる確率が高くなるかもしれません。ほとんど無症状ですが、胸痛を感じることもあるでしょう。

慢性的に睡眠不足だという場合の胸の痛みは、もっと深刻な病気を心配する必要があります。疲労がたまりすぎると、狭心症や心筋梗塞といった心臓病を引き起こしかねないからです。そういった心臓病になれば、胸痛を感じます。また、前述の期外収縮も、睡眠不足が続いている場合だと、危険なタイプの期外収縮を起こしているという可能性もあります。

睡眠不足が続いているという人で、心臓が痛いと感じた人は、そういった危険な心臓病である可能性も視野にいれる必要があるでしょう。

睡眠不足による胸の痛みの対処法

前述のとおり、睡眠不足が1、2日という短期間で、ぐっすり寝た日には胸痛を感じないということなら、あまり心配する必要はないでしょう。とは言え、胸痛を感じると不安になりがちで、その不安によって胸痛を引き起こすこともあるので、一度は病院で診てもらって、なんともないことを確認しておいた方がいいかもしれません。

慢性的に睡眠不足だという人は、胸が痛いと感じたら危険信号です。何らかの病気である可能性があるので、必ずすぐに病院に行くようにしてください。胸の痛みは、感じた瞬間に体を休めることができれば、その日すぐに重篤な状態になるということは稀です。しかし、放っておいたら、心臓発作で亡くなるという人も決して少ないとは言えません。

睡眠不足からくるストレスによって、心臓神経症という精神的な症状を発症しているという場合もあります。その場合は、心臓に異常があるというわけではありません。そういう風に、病気ではないということも多いですから、怖がらずに検査を受けましょう。

睡眠不足による胸の痛みの予防法

睡眠不足が胸痛を引き起こすことがあるというのは、ここまでお話ししたとおりです。では、この胸の痛みを予防するには、どうすればいいのでしょうか。当然のことですが、そのためには毎日ぐっすり質の良い睡眠をとるということが重要です。睡眠不足は、心臓病だけではなく、別の病気を引き起こすこともあるので、睡眠はとても大事です。

もしも、なかなか寝付けない、眠りが浅いという自覚があるなら、寝る数時間前からは部屋の照明を落とし、リラックスして寝れるようなムードを作りましょう。それでもだめな場合は、医療機関で相談して薬を処方してもらうというのも、慢性的な睡眠不足に陥るよりはマシです。

まとめ

睡眠不足は胸の痛みや心臓病など以外にも、さまざまな症状・病気を引き起こしてしまいます。大きな病気にならないためにも、毎日しっかりと睡眠をとるようにしましょう。

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