失恋をしたときというのは、胸が引き裂かれるような思いがしますよね。実際に、胸に痛みを感じた経験があるという人もいるでしょう。

この失恋をして胸が物理的にも痛くなるという現象は、医学的にも認められている現象です。ここでは、そのメカニズムと痛みの解消法についてご説明します。

失恋で胸が痛い!ブロークンハート症候群とは

失恋をした悲しみによって、本当に胸が痛くなるという症状は、「ブロークンハート症候群」と呼ばれていて、前述のとおり医学的にも研究・立証されている症状です。失恋というのは、精神的なものにも関わらず、なぜ胸が痛くなるのでしょう。それは、心臓に大量のストレスホルモンが流れ込むためのようです。

失恋だけではなく、親しい人やペットの死、激しい怒りなどといった、とても強いストレスを伴う大きな感情の動きがある場合、同じようなメカニズムで胸痛を感じます。

心臓に大量のストレスホルモンが流れ込むと、動脈が狭まってしまいます。心臓に十分な血液がいかず、心臓発作に似たような症状を発症してしまうのです。

ただし、それは心臓に異常があるための心臓発作とは異なる性質のものですから、失恋の悲しみが癒えたときには、胸の痛みを感じなくなっています。また、失恋の胸の痛みで死に至るようなことは、非常に稀です。

失恋での胸痛は治療できるのか

失恋をしたときの胸の痛みは、残念ながら治療ができるものではありません。ただし、その痛みは、心臓発作の痛みに似ているため、一度は医療機関で診断してもらった方がいいかもしれません。

失恋で胸が痛い時、そしてそれが日常生活に影響を及ぼすほどの場合は、心臓内科などの心臓系の診療科ではなく、精神科などの心に関する診療科に行けば、心のケア的な治療は受けることができるかもしれません。

失恋によって、精神的な病気を発症してしまう人は少なくありませんから、胸の痛み以外にも困っているような症状があるなら、受診してみることをおすすめします。

心臓に疾患もなく、精神科に通うほど日常生活が送れないというわけでもないという場合、失恋による胸の痛みは自然と治るのを待つしかありません。

失恋による胸の痛みの解消法

失恋による胸の痛みは基本的には治療ができないというのは、前述のとおりです。しかし、人間には自然治癒能力が備わっていて、精神的な面でのダメージも数週間〜数ヶ月ほどで癒えていきます。ですから、早く回復できるように、そして痛みも和らげるようにバックアップをするような形での解消法に取り組みましょう。

失恋で胸が痛いというのは要はストレスなので、我慢せずに思いきり泣くという行為をまずはおすすめします。涙を流すとストレスが流れていきます。すっきりするので、泣きたい時はいっぱい泣きましょう。

また、人と話すというのもおすすめです。親しい友達が、失恋の悲しみを聞いてくれ、そばにいてくれるなら、それを感謝してつきあってもらいましょう。友達に話すのは気が引けるという場合は、愚痴を聞いてくれるサービスなどを利用しましょう。

規則正しい生活もとても重要です。体が不調になると、ますます悲しみを感じやすくなってしまいます。これは、セロトニンといういわゆる幸せホルモンが分泌されにくくなるからです。

しっかりと睡眠をとって、悲しみのあまり食欲がなかったとしても、少しずつ何かを口に入れるようにしましょう。本当に食べたくないときでも、ゼリー飲料や野菜ジュースなどが味方になってくれます。

まとめ

失恋による胸の痛みは、治療ができるような心臓病とは異なります。しかし、いつかはなくなるものですから、周囲に頼ったりもしながら、日々自分の心と体を大事にして過ごしましょう。

おすすめの記事