女性の薄毛の原因は、大きく分類するとホルモンバランス乱れ、生活習慣、誤ったヘアケアに分かれています。ヘアケアの中でも、毎日のように繰り返されるシャンプーは、頭皮の環境に大きく影響をあたえるため、薄毛の予防と改善にはシャンプー選びが重要です。

この記事では、薄毛の改善につながるシャンプー選びのポイントをまとめてみました。正しいシャンプー方法の注意点と一緒に、頭皮環境の見直しをしていきましょう。

薄毛が気になる人におすすめのシャンプー成分3つ

美しい髪が育つためには、頭皮が健康でなければなりません。そのためには、頭皮を清潔に保つことが大切ですが、毎日のように繰り返されるシャンプーの選び方や洗い方が間違っていると、薄毛を進行させてしまうこともあるため注意が必要です。

薄毛が気になる人は、次のような成分のシャンプーを選ぶようにしましょう。

1. ノンシリコンシャンプー

ノンシリコンシャンプーとは、髪をコーティングするシリコンが使われていなシャンプーのことです。シリコンは、髪の表面にあるキューティクルのダメージを防ぎ、枝毛などから守る役割のある成分ですので、シリコンが直接薄毛の原因になるわけではありません。

しかし、すすぎが不十分で頭皮にシリコン成分が付着してしまうと、フケやかゆみなどを発生させて、育毛に影響をおよぼす可能性があるといわれることから、頭皮への影響が少ないノンシリコンシャンプーが薄毛にはよいといわれています。

ノンシリコンシャンプーを選ぶときは、一緒に使用するコンディショナーやトリートメントもノンシリコンであることを確かめて購入しましょう。

2. アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系シャンプーとは、肌に優しいアミノ酸が洗浄成分に使われているシャンプーのことです。人間の体のほとんどは、アミノ酸でできていることから、アミノ酸の成分が頭皮に余計な刺激を加えず、バリア機能のある皮脂を残しながらフケやかゆみを抑え、髪が育ちやすい環境を整えることで、薄毛を予防する効果が期待されています。

アミノ酸系シャンプーは天然成分のヤシ油などが使用されていることが多く、低刺激で不要な汚れだけを優しく洗い流すメリットがありますが、その反面として少し洗浄力が弱いといわれるデメリットもあります。ヘアワックスなどの整髪料を使用したり、汗をたくさんかいたりした日には、2度洗いなどで工夫をしましょう。

3. 弱酸性シャンプー

薄毛が気になる人は、シャンプーが弱酸性であることも大切なポイントです。人間の肌は平均してpH4.5~6ほどの弱酸性で保たれていることから、弱酸性シャンプーを使用すると、頭皮にストレスをあたえず髪が育ちやすい環境を作ることに役立ちます。

反対にアルカリ性シャンプーを使うと、洗浄力が強いため毛穴の奥の皮脂まで洗い流せますが、頭皮を保護するための皮脂バランスが崩れてしまい、かえって皮脂の分泌が増やして雑菌の繁殖を招くため、育毛に悪影響をあたえかねません。

さらに、弱酸性シャンプーを選ぶときは、単に弱酸性シャンプーと表示された商品ではなく、弱酸性とアミノ酸系が組み合わされたシャンプーを選ぶことが薄毛の予防と改善につながります。

避けたいシャンプーは高級アルコール系

高級アルコール系シャンプーは、石油由来の洗浄成分が使用されているため、薄毛が気になる人には刺激が強いので、避けることをおすすめします。代表的な石油由来の界面活性剤に「ラウリル硫酸Na」がありますが、この成分はシャンプーやコンディショナーなどの他にも、ボディソープ、化粧品、薬やサプリメントのカプセル、工業用の洗剤など、多くの製品に使用されています。

ラウリル硫酸Naは、工業用の油汚れを落とす洗剤にも使用されるほど洗浄力が強いため、高級アルコール系シャンプーを使うと皮脂の落とし過ぎにつながり、髪が成長するための頭皮環境を悪くしてしまいます。

頭皮に刺激を加えない正しいシャンプーの方法

薄毛の改善と予防のために低刺激なシャンプーを選んでも、洗髪方法が間違っていると頭皮に負担をかけ続けてしまいます。シャンプーを見直しとあわせて、次のことに意識した洗髪方法を行いましょう。

・シャンプーを頭皮に直接つけず両方の手のひらに広げてから髪を洗う
・シャンプーの手順は襟足・耳の後ろ・耳の上など下から頭頂部に向けて移動する
・頭皮に爪を立てないように注意して指の腹で優しく洗う
・シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しに注意する

コンディショナーのすすぎ残しにも要注意!

コンディショナーは、すすぎ過ぎると効果がなくなると勘違いされやすいですが、すすぎ残しの成分が毛穴をふさいで育毛に悪影響をおよぼすことの方が問題とされます。コンディショナーはシャンプーと同様にしっかり洗い流し、ぬめりを残さないことがポイントです。

薄毛の予防と改善を意識したシャンプーでは、頭皮に余計な刺激を加えず清潔に保つことが基本です。そのためには、正しいシャンプー選びと洗い方の知識を身につけて、頭皮の健康を保ちましょう。

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